竜王戦 倉敷対局は幻に終わってしまいましたが、関連事業の良寛杯高校生将棋大会の決勝は予定通り2021年11月28日(日)に倉敷対局が行われるはずだった円通寺で開催され、11月14日に開催された予選、準々決勝を勝ち抜いた4強が静謐な環境の中で熱い戦いを繰り広げました。
大山名人以来久々の倉敷出身プロ棋士 狩山4段による各対局の大盤解説会も行われ、30名位の方々が熱心に耳を傾けておられました。
対局部屋の高方丈は竜王戦の対局同様にセッティングされ、使用する将棋盤や駒も先日の倉敷藤花戦で使われたものという豪華な環境に4強の皆さんは大感激。「人生で二度と経験できないような体験をさせてもらった」とか「もう死んでもいい」とまで言う子も居ました。
仁保住職も、「寺も出来るだけ協力するので来年以降も続けて、東の倉敷藤花、西の良寛杯と称されるようにしたら良いのではないか」とおっしゃっておられました。
お忙しい中、藤井聡太竜王誕生を祝う会に引き続いてご協力いただいた狩山4段、誠にありがとうございました。これまた祝う会に引き続き準備や当日の運営に奔走されたサムライ支部の皆さん、大変お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
幹事&MC委員長 山本達也
会場となった円通寺本堂
受付の様子
1.開会式
開会挨拶(守永一彦 実行委員長)
円通寺 仁保住職挨拶
倉敷対局が幻になったことは落胆したが、先日藤井竜王と谷川9段にご訪問頂き「このような静謐な環境の中で対局してみたかった」と慰めのお言葉を頂いた。寺も出来るだけ協力するので来年以降も続けて、東の倉敷藤花、西の良寛杯と称されるようにしたら良いのではないか。
4強の皆さんの紹介
難波隆成 君(津山工業高等専門学校 1年生)
厨子由翔 君(岡山操山高校 1年生)
真壁奨悟 君(岡山操山高校 2年生)
山部良悟 君(岡山学芸館高校 1年生)
2.準決勝第一局(厨子vs難波)
3.準決勝第二局(山部vs真壁)
4.3位決定戦(真壁vs厨子)
5.決勝戦(山部vs難波)
先手を決める振り駒をする安原支部長
6.大盤解説会
狩山4段が記録係の女子高生を聞き手に前局を解説
7.閉会式
表彰式で表彰される優勝の難波君
閉会挨拶(田野郁夫 実行副委員長)
記念撮影
大会結果