第4日目(2019年7月8日)
4日目は、10時〜17時まで投票があるので、山本、田野は朝からMiCoで前日と同様、投票所での支援活動を実施。午前、午後の2シフト制だったので、午前組の我々は13時半でお仕事終了(#^.^#)
ミラノに来てから初めて日中に自由時間が出来たので、ミラノに行くなら是非訪問してみたかったアルフィスタの聖地Museo Storico Alfa Romeo(アルファロメオ歴史博物館)を訪ねました。ミラノ郊外アレーゼにある博物館は期待通りの素晴らしい博物館でした。数々の歴代アルファの名車を目の前にして山本は大興奮!!
お洒落なレイアウトでゆったり車が配置されており、無粋な柵やロープも無いので、間近でゆっくり鑑賞出来ます。レストア作業所とおぼしき所で、1951年のF1チャンピオンカー アルフェッタ159のエンジン試運転中にも遭遇し、又々大興奮!!
結局閉館時間の18時まで居ましたが、アルフィスタなら1日居ても飽きない所です 😄
山本、田野以外の5名は、朝から「スイス ガンドリアとルガーノ湖畔日帰り観光」のオプショナルツアーに参加されました。昼食はイマイチだったものの、景色は大変美しかったそうです。
アルファロメオ歴史博物館からホテルに戻って来たら、オプショナルツアー組が部屋呑みしており、結局全員飲んだくれて本日終了~(#^.^#)
1.Museo Storico Alfa Romeo
高速道路からこの赤いAlfa Romeoの看板が良く見えます。
建物裏手のこの先に入館者入口があります
チケット売り場で12ユーロ払って入館!!
この博物館は、Timeline(時系列)、Belleza(美しさ)、Velocita(スピード)の3つのテーマから構成されており、最初の2階のフロアはTimelineのエリアです。
戦前のA.L.F.A 15-HP-Corsaから8C Competizioneまでのアルファの発展を象徴する車たちが、時系列に展示されています。
Montreal(1970)、Alfasud(1971)、Alfetta(1972)
75 2.0 TS(1985)、164 3.0i V6(1987)、156(1997)、8C Competizione(2007)
8C Competizioneはやはり美しい!!
先に進んで階段をさらに降りると、Belleza(美しさ)のエリアです。
先ずは美しいプロトタイプの数々。
Disco Volante Spider(1952)は息をのむ美しさ!!
2000 Sportiva Coupe(1952)も上品で端正な美しさです。
Carabo(1968)
Tipo33/2 Coupe Speciale(1969)
現在と違って、戦前のアルファは超高級・高性能車メーカーでしたが、その当時の栄光を忍ばせる美人たち。
この中の白眉はこちらの8C 2900 B Lungo(1938)
当時のGPカーTipo B(P3)のメカニズムを踏襲した、超プレミアム・ロードゴーイングサルーンです。
量産車の美!!
Giulia TZ(1963)
Velocita(スピード)のエリアに入ると、これまた息をのむ素晴らしさ!!
戦前のGPカーやルマンカーがずらりと並んでいます。
Bimotore(1935)前後にエンジンを搭載した怪物マシンです。
アルファ最初のミッドシップGPカー Tipo 512(1940)
1951年のF1ドライバーズタイトルをファンジオにもたらしたTipo 159 Alfetta
Tipo 33/2 Stradale(1967)完璧な美です!!
Tipo 33シリーズのレーシングカー達
Tipo 33 SC12 Turbo(1977)、Tipo 33 TT12(1975)
155 V6 TI DTM(1996)
手前:Tipo 179F Test Car(1982) 奥:Brabham BT45B(1977)
2階のお洒落なカフェで一服(#^.^#)
2階の中庭の4Cセーフティーカーなどを見学していると、何か尋常ならぬエキゾーストノートが聞こえてきます。
乗り出して下を覗いたら、なんと1951年のF1チャンピオンマシーンTipo 159 Alfettaがエンジン試運転をしているではありませんか~!!
車の前で中腰になっているメカが両手でバッテリー駆動のセルモーターを抱え、数秒クランキングさせた後に点火しますが、中々始動しなかったり、始動しても途中でエンストしたり中々苦労しています。
もう少し間近で見ようと近づいたら広報と思われるオバさんに追い返されましたが、このような国宝級のマシンの生きた姿を見ることが出来てまた大興奮!!
2.スイス ガンドリアとルガーノ湖畔日帰り観光